2015年1月1日木曜日

iOS 8 Safari Action Extension でハマる

Safari Action Extension でハマる

iOS 8 から、Safari Action Extension という、Mobile Safari のアクションメニューからプラグインのようにサードパーティアプリのコンポーネントを呼び出す拡張機能を提供できるようになった。早速これを使ってみようと思っていろいろ試したが結局使えなかった、という話。  →結局解決

Language: Swift を選択して生成した Action Extension のテンプレートが動かない

まず最初にハマったのが、Action Extension のテンプレートを生成するところで、Language: Swift を選んだところ、これが思うように動かない。具体的には、NSItemProvider の loadItemForTypeIdentifier の completionHandler が呼ばれない。結果、生成されるサンプルコード(DOM を操作して、背景色を赤にする)もちゃんと動いていない。

この問題は、テンプレート生成時に Language: Objective-C にすることで解決。Xcode 6.2 beta 3 でも再現するので Apple へバグレポートするかな...

Safari Action Extension からは Open URL できない

Extension のテンプレートは動くようになったので、本当にやりたかった、Extension から他のアプリの起動を試す。しかし、うまくいかない。まず、openURL: を使うために、UIApplication.sharedApplication が必要になるが、これにアクセスできない。まぁ、これは Extension のアーキテクチャから考えてもなんとなく想像できた。

Extension が起動されるときには、NSExtensionContext のインスタンスが渡されてきて、このインスタンスメソッドに openURL: がある。これだ!と思いきや、うまくいかない。NSExtensionContext の openURL: は、Today Extension からでないと使えないように制限がかけられている。
http://stackoverflow.com/questions/24297273/openurl-not-work-in-action-extension

で、この記事でも紹介されていた hack、UIWebView を経由して URL scheme をキックする方法を試したが、iOS 8.1.2 では弾かれてしまう。まぁ、仮に上手く動いたとしても、そもそも前述の openURL: の振舞いから想像するに、明確な設計思想による制約のようなので、App Review をパスできるかどうか微妙。

まとめ

結局、Action Extension から外部アプリを起動することはできなかった。
→解決しました

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